ゲーテと聞くと、「ん?なんだか難しそうな人やなぁ」
と思う人もいるかもしれません。僕もそう思ってましたから。
確かに成し遂げた業績はあまりに偉大で、僕には一生かかっても全てを理解するのは不可能だと思います。
でも、「まずは見た目から」入れば、結構素敵な人だというのが分かるかも!
この写真は、うちのトイレに貼ってある(!)ポスターですが、ドイツ・ワイマールに今も残るゲーテの自宅の写真なんです。
うちに来てこのポスターを見たことがある人も、きっと外国のインテリアのポスターかと思った人も多いのではないかと思います。
うちは夫婦でこの自宅を訪ねましたが、二人で「いいおうちだねぇ…」と、しみじみ見てきました。実際に見るともっと素敵です。
うちの奥さんも、これからもゲーテの本などはほとんど読むことはない人だと思いますが、それでも彼女もゲーテという人物のファンです。
(ゲーテの格言集へのりんく)
ゲーテはとても芸術にも造詣が深く、またシュタイナー教育でも基本とされている「ゲーテの色彩論」は有名です。
すてきな色づかいは、そういう研究の結果として、きちんと意味のある配色の結果なのだと思います。
僕が彼に憧れているのは…
芸術から科学、法律をはじめあらゆる物事を深く学び、それを消化し、実績や作品として素晴らしいものを残していること。それを多くの人々に伝え、今も影響を与え続ける偉大さ。
それでいて、晩年まで一人の人間としても若々しく、数々の女性たちとの交友も豊かに人生を送った、人間的な魅力(別に遊び人だったという意味ではないと思います^^;)。
そういう総合的人間としてのゲーテに憧れているんです。
著作はいくつも買ってありトライしたこともあるんですが、お恥ずかしながらなかなか読破したものは少ししかありません^^;。
一生のうちには、ある程度読んでみたいと思っています。