時はゴールデンウィーク、5月3日。場所は、長野市の西側に位置する上水内郡中条村、御山里(みやまさ)。ここにある御山里分校を保存する会の方々が、近くの虫倉山(信州山歩きマップへのリンク)の開山祭にあわせて企画されたクラフト展に遊びに行ってきました。
中条村、初めて訪れました。村を通る国道から目的地に向けて細い道に乗り換えて進むと、驚きの景色の連続。いや〜、…すごいとこ…だなあああ!!
と、ハンドルを切るたびに目が釘付けになる感じのドライブです。
なんと言ったらよいか…〈急な山道を進んでいくにつれ、帰れるのか心配になる。仙人でも住んでいるかもしれない。買い物に行くのはなかなか大変そうなところ。自給自足の生活をするつもりならば楽しめるかもしれない。〉こんな感じでしょうか。気になる方は、善は急げで行ってみてください。百聞は一見に如かずです^^。
でも、その途中途中で、しばし感動で車を停めたくなること、数え切れないほどでしたよ。そういうのがお好きな方には、ぜひお勧めします。
そうして時代をさかのぼっているような錯覚に見舞わて…
到着しました。御山里分校。
一棟だけ現存するこの建物は、実はかつては複数の棟のうちの一つで、もともとは職員室、音楽室、図書室などの特別室の棟だったそうです。最終的には縮小されこの一棟のみ残ったということでした。

立派な松ですねぇ。
やはり昔の手づくりの校舎には、現代のかっちり作られた校舎にはない、人の手垢のような、なんともいえない味が残っているものですね。

よく見ると、角が取れてすり減っている階段。この階段を、かつての小学生たちはここでも遊んだり、校庭に向けて駆け下りたりしてたんでしょうねぇ。

二階の教室から外の松を眺めます。

タイムトリップはいかがでしたか?
最後におまけ。クラフトの作家さんのお友達(と呼んでは失礼ですが…)、ブリキや彰三さんといって、上田市で板金業のかたわら主に銅でのクラフトをされている方がいらっしゃいました。実演されている彰三さんに促され、体験してみている息子です(また息子ネタかいな)。「上手いぞ!とうちゃん譲りだな」と、お約束ですが、ほめられていました(笑)。ありがとう、彰三さん。
このイベントには、いつものお友達もくはんさん、かごや道草さん、しぜんこうぼのぱんや・きなりさんも参加されていました。ご報告まで。

今では立派な鉄筋コンクリート3階建てになってしまい、たまに帰省しても当時を偲ぶことが出来ず残念です。こういう建物は、可能であれば再利用して永く残すことができると良いですよね。
そうですね〜、全く同感です。
お話を聞きましたが、実際に使用するとなると、いろいろ法的な基準を満たすのが難しいらしく、地味に保存するだけ、みたいになりがちな感じでした。
子供たちの育っていく校舎の新築は、せめて木造にしてあげたいですよね。
どの記事も本当にゆったり、温かい時間が流れていますね。
私も、自分の通っていた小学校を思い出しました。
当時で(小さい声で^^; 約30年前です・・・)築100年の木造校舎が残っていました。
校庭の真ん中には、立派な松が2本。。。
在学中に引っ越して以来、1度も訪れていなくて気になっていたのですが、ポレポレとうさんに教えていただいた「グーグルアース」で地上から見る事ができました!
木造校舎も・・・校歌にも出てくる松の木も無くなっていました。(ちょっと夢が壊れたかな〜)
こういう場所、大切にしたいですね。。。
そうですか…松の木って、昔は学校のトレードマークのようなものだったんですかねぇ。なかなか風情があります。
グーグルアースで学校がなかったのを確認できるということは、結構都会の学校だったんですね?古い学校、残っているところはそろそろ重要文化財レベルになるかもしれませんね^^
僕も保存の活動までは出来ないですが、この学校、また行ってみたいです。
どちらも改築されてますが。
解体される時には、ピカピカに磨いた廊下の床板を、一枚記念に欲しいと真剣に思いました。
関係ないですが、アスベスト疑惑の煙突はどーなりました?
アスベストの件、ありがとうございます。結局、知り合いの設備屋さんに引き取ってもらおうと話をしたら、「うちでやればお金がかかる。埋め立てゴミの日に出せばただで出せるよ」といわれ、五月の埋め立てゴミの日に、回収してもらいました。
ま、結局埋め立てしかないんだろうな。不燃材料だし…という判断です。
たぶん、煙突になっているものは、さほど飛散の危険がないので危険性は比較的低い、という感じみたい(勝手な解釈)なので、良いかな?という解釈にしました。皆さん、別段気にされてなさそうですしね…
ご心配かけました m(_ _)m
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